【悩み】公務員共働き夫婦がフルタイム勤務で家庭と仕事を両立する方法
こんにちは!しょこらです。
厚生労働省の調べによると、夫婦共働き世帯が専業主婦世帯の2倍ほどに増えています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/20/backdata/1-1-3.html
令和3年版 厚生労働白書-新型コロナウイルス感染症と社会保障- 図表1-1-3共働き等世帯数の年次推移
夫婦共にフルタイムという働き方をしている家庭も増えてきているのではないかと思います。
わたしもその一人で、4歳と2歳の息子を保育園に通わせながら夫とフルタイムで仕事をしています。
育児休業中に、職場復帰後はどうやって家事育児・仕事を両立させていけば良いのか悩みに悩んでいました。今回は家庭と仕事の両立について現在の状況をお話ししていきます。
今回は女性目線でのお話になりますので同じ悩みを抱えるママの役に立てれば嬉しいです♪
本日の目次はこちら
フルタイムで仕事を続けるために大切なこと
家族の理解・協力
フルタイムで仕事を続ける第一歩は、家族の理解を得ることです。
家事育児・保育園の送迎の全てを一人で担うのは不可能です。
まれに、旦那様のお仕事の都合で全てを一人でこなされているスーパーママもいます。
すごく尊敬しています。ただ、私はスーパーママにはなれそうになかったので夫とよく話し合いました。
短時間勤務ができる仕事に転職も考えましたが、試しに復帰してみて難しければ転職も視野に入れて考えようという結論にいたりました。
夫としても私に今の仕事を続けてほしいという気持ちが強いです。
2人分の稼ぎがあるというのは、安心感があります。どちらかがもし、仕事を辞めることになってもなんとか生活していけるからです。
家事育児・保育園の送迎はもちろんのこと子どもが体調不良の時も二人で協力して休みをとろうということを復帰前に決めていました。
今思えば、自分で決めるだけでなく夫婦での結論をだして「二人で決めたこと」が本当によかったなと思っています。
仕事への向き合い方を変える
そして、次に仕事への向き合い方を変えることが大切です。
子どもが生まれる前までは、全てを完璧にこなしたい。こなさなければならないという考えでした。
しかし、時間には限りがあります。優先順位とスケジュールをしっかり組み、自分じゃなくてもできる仕事は人に回す。ただし、自分しかできない専門的な部分は手を抜かないことで周囲の信頼を得ることができました。
特に思ったのは、「完璧にすること」を目的にしてはいけないということ。
本来の目的は「仕事をスムーズに進めて各所でミスが起こらないように準備する」ことですから、本来の目的が達成できれば良いのです。
細く長く、仕事はマラソンです。
復帰前に準備したこと
家事家電に投資して時間を確保する
三つ目は便利な家事家電を使うことです。私は家事が苦手です。料理は好きですが、それ以外は苦手です。
しかし、最低限の家事は衛生を保つために必要ですよね。
苦手な家事を楽にするため、家事時間削減のために家事家電を買い足しました。
鍋で炊くご飯が大好きなので、圧力鍋で炊いていましたが、そんな余裕はなくなるだろうと思い炊飯器を買いました。
ドラム式洗濯乾燥機・食器洗浄機とお掃除ロボットを買い足したことで現代版新・三種の神器がそろったといったところでしょうか。非常に快適です。
特に子どもがいると保育園の洗濯物も多いですし、トイレの失敗も多いです。
嘔吐したときもシーツや洋服をすぐに洗って乾かせる環境にあるため心の余裕が生まれ、子どもに優しく接することができます。
洗濯機からベランダへの移動、干す作業、天気の心配などから解放され最高に幸せです。
ただし、ご家庭に合う家事家電は家庭によって違うと思います。
というのも、「苦手なものこそ家電に任せる」ことが快適さのコツだと思うからです。
私は料理が好きなので、これまでホットクックは不要と思っていました。
しかし、今では手放せない存在になっています。
掃除が好きな人にしてみればお掃除ロボットはすこし物足りない存在かもしれません。
苦手な家事にこそ家事家電を投入してみてください。
頼っているサービス
現在頼っているサービス、親族の助けです。
これをいうと「サービスじゃない」「親族が遠くに住んでいるから無理」という声が聞こえます。ごめんなさい。
でも「サービス」と表現していることには理由があります。
一つは謝礼を渡していること。もう一つは車で1時間かかる距離に住んでおり近所とは言い難いということです。
具体的には手伝ってくれているのは私の父でこどもの祖父に当たります。
内容は保育園の送迎、子どもとお風呂、2歳児の寝かしつけ、公園遊びです。
もちろん毎日ではありませんが週に4日ほど宿泊で手伝ってくれています。
我が家ではなくてはならない存在です。本当にありがとうございます。
父が来てくれる日は夫が残業することができますし、場合によっては私が残業して家のことは夫と父で協力してもらうということも可能です。
ただし、何かあってはいけないので「お風呂は一人でいれない」「子どもから目を離さない」ことは約束しています。
その他のおやつやスマホでゲームをさせているようなことはあまり指摘しないようにしています。
子どもにとって親の目に隠れて少しの楽しみも世界を広げるために必要でしょう。
60歳を過ぎて子ども二人と遊ぶのは体力的にも疲れるでしょう。
なので、少しスマホでゲームしててと思う気持ちもわからなくもないです。
おやつをあげたときの孫の喜ぶ顔は父にとってなによりのご褒美でしょう。
週末もちょっと公園に連れて行ってくれたりするので私たち夫婦も休息が取れたり、ほんの少し趣味をしたりリフレッシュできています。
夫はいつも「ありがたいなぁ」と言ってくれています。
理解がある夫で私もありがたいです。
孫と過ごすのが楽しそうでこちらも助けられて本当にありがたいサービスです。
活用している子育て支援制度
さて、公務員は子育て支援制度が充実しています。
第一子を妊娠中、公務員の休暇制度を知らず、妊婦健診に「年次有給休暇」で行っていました…。
妊婦健診は特別休暇でいけるよ!と教えてもらい、休暇制度は自分で調べておかないと損するなぁと、復帰後に使えそうな休暇制度を調べまくりました。
そして、使えそうだと思った制度がこちらです。
育児時間
私が育休から復帰した際に利用していた制度は「育児時間」です。
育児時間という名前ですが有給休暇のように、給料に影響しない制度です。
1日に90分の範囲内で子どもが1歳半になるまで使うことができます(子どもが何歳まで取得できるかは自治体によって違うと思います)。
取得期間をまとめて申請するため、毎日の申請は不要なことも便利なポイントです。
私は保育園に子どもを送って出勤すると出勤時刻に間に合わないため、「育児時間」を取得し毎日30分出勤時間を遅らせています。
また、1日に合計90分取得可能なので2回に分けて30分始業を遅らせて、60分退勤を早めることができます。
定時の60分前に帰れることは少ないですが、10分でも20分でも早く帰れば渋滞しないのでありがたく利用させていただいています。
公務員であれば名称は違うかもしれませんが「育児時間」や「保育時間」等という名前で制度があると思うので、復帰予定の方にはぜひ知って活用してほしいです!
給料に影響しないのは嬉しいね。3歳くらいまで使えたらいいのにな。
部分休業
「部分休業」は15分単位で休暇が取れる給料に影響する制度です。子どもが1歳半を過ぎた今、使っている制度です。詳しくは別の記事で解説していますので、そちらをご覧ください。
15分単位で取れるのはいいかも!デメリットもあるのかな・・・。
子育て支援休暇
「子育て支援休暇」は子ども1人につき5日、2人なら10日取得可能です。
子どもの病気の看護のためや学校行事に参加する場合に取得可能です。こちらも特別休暇ですので給料に影響しない制度です。
お子さんの学校行事で使っている先生をよく見かけるね。気軽に使えそう!
早出遅出勤務
早出遅出勤務はやむを得ない場合は出勤時間をずらすことができます。こちらは勤務時間は変わらないのでもちろん給料に影響しない制度です。夫はこちらを利用して16:15が定時、保育園のお迎え担当をしています。
勤務時間の初めと終わりが変わるだけだから、男性でも使いやすそうだね!
まとめ
このように制度をうまく利用することでなんとか夫婦でフルタイムで仕事を続けています。
公務員の子育て支援制度についてはもし需要があればまた記事を書きたいなと思います。
結婚がまだの若い方や男性の方にも知ってもらうと将来設計の役に立つかなと思います。
我が家ではこのようにフルタイム共働きを続けています。
「もし辛かったら仕事を辞めてもいい」と思える心の余裕。
どちらかが働けなくなるリスクに対応できることが共働きのメリットです。
男性にとっては(女性にとってもですが)仕事の他に家事育児をしなければならない大変さはありますが、経済的な柱が自分の他にあるということは「仕事をやめられない」というプレッシャーを感じなくてすむということでもあると思います。
副業やフリーランスも含め、働き方に多様性が出てきた今、一つの参考にしてもらえたらと思います。
↓こちらの記事に仕事と家庭を両立するためのマインドについて書いています。
それでは。