公務員

【FIREに向けて】公務員の支出見直し

しょこら

前回の記事では全員がFIRE計画を立てる必要性について書きました。

今回は、FIREのための第一歩、貯蓄作りについてみていきましょう。

しょこら
しょこら

貯蓄したいとは思ってるんだけど、毎月気がついたら給料日前はギリギリ…。

貯蓄を増やす裏技はないのかな?

貯蓄

貯蓄 = 収入 ー 支出

貯蓄を増やすためには、基本的に収入を増やすか支出を減らすのどちらかです。

公務員は副業に制限があります。そのため、支出を減らすことが貯蓄を増やすための第一歩です。

見直し効果の高い支出

支出を減らすというと、「節約」が一番に浮かぶのではないでしょうか?

しょこら
しょこら

わかった!「コンセントをこまめに抜く」「水をなるべく使わないようにする」

こういうことに気をつけて、生活するね!

おもち
おもち

う〜ん。悪くはないんだけど、もっと大きな部分を見直して、生活の満足度を下げずに固定費を下げるのを目指すのはどうかな?

見直し効果の高い支出としてこのようなものがあげられます。

見直し効果の高い支出
  • 生命保険・医療保険料
  • 住宅費
  • スマホなどの通信費
  • 車関係費

生命保険・医療保険料

病気や死亡に備えて、毎月数万円分も保険に入っていませんか?具体的に、どのような場合に、どれだけのお金が必要だと考えて保険に入っていますか?

実は、公的保険でカバーできる部分も多く、貯金がある程度あれば保険は不要な場合もあります。

特に、教員は共済組合の仕組みがしっかりしているので1月にかかる医療費に上限があったり、医療費をたくさん払った時には傷病手当金が支給されることもあります。

また、育児休暇・介護休暇・病気休暇が取得できるので、入院などで長期に渡って仕事を休まなければならない場合でも給料の1/2〜1/3が支給されるなど急に収入が途切れないような仕組みがあります。

働き始めてすぐに、ジブ○ル◯生命の保険勧誘があり、とりあえず保険に入っている人もいるかも知れません(なぜ自由に出入りできるのでしょうか…不思議です…)。

子どもがいなければ、死亡保険で多額の資金を残す必要はありませんし、公的保険をベースに考えて貯金で備え、必要な補償があれば必要な分だけ加入することで、保険料を圧倒的に抑えられます。

ちなみに、しょこらも特盛補償の保険に入っていました。月に1万円以上の保険金を支払っていましたが、子どもが大きくなるまでの期間限定で死亡した時に保険金が支給される形の「収入保障保険」のみに見直しました。すると、年に1万円ほどの支払いになり、私の生命保険だけで11万円ほど年間の支払いが減りました。

病気と入院の保険はやめてしまったので、病気の場合は貯金で対応しようと思っています。

住宅費

周りを見回すと、結婚して子どもを持つと、ほとんどの人がマイホームを建てています。

しかし、我が家は賃貸派です。

理由はいくつもありますが、経済的に有利なことと、状況に応じて住み替えが可能であることが大きな理由です。

経済的にメリットがある

  1. 家賃補助がある
  2. 固定資産税がかからない
  3. 修繕費が多くかからない
1.家賃補助がある

公務員には住居手当があります。いわゆる家賃補助です。

賃貸に住む限り、住居手当が支給されます。家賃により、最大28,000円支給されます。ただし、駐車場・共益費・町内会費などは家賃に含まれませんので、注意が必要です。

自分や家族所有の家に住む場合は手当が支給されませんので、マイホーム購入後は支給が停止されます。例えば、68,000円の賃貸に実質40,000円で住むことができます。

最大28,000が支給される物件に38年間勤めた場合
  • 28,000 ✖️ 12 ✖️ 38 = 12,768,000

賃貸に住み続ければ年間33万6千円生涯で約1,280万円も得することができます。

2.固定資産税がかからない

さらに、マイホームを持つと固定資産税がかかります。一方、賃貸は固定資産税がかからないというメリットがあります。

3.修繕費が多くかからない

そして、修繕費が多くはかからないというのもメリットの一つです。

備え付けのエアコンや給湯器機など、経年劣化での故障や破損は基本的に貸主負担で修理してもらえます(修繕業者は自分で手配せず、管理会社に連絡しましょう)。古くなったエアコンを新品に変えてもらうこともできますし、住宅保険も安く済みます。

「マイホームは賃貸より安く住めて将来は自分のものになりますよ」と営業されるかも知れません。しかし、ローンだけでなく、実際にかかる修繕費や固定資産税、住宅保険なども入れた総額で考えると「安く住める」という点では賃貸が有利かなと個人的には思います。

状況に応じて住み替えが簡単

ライフステージに応じて、最適な家の広さや住む場所は変わると思います。

子どもの人数や歳によって必要な部屋の数は変わります。子どもが大きくなって家を出てからも同じです。

実際に、たくさん部屋が必要な期間は子どもが小学校後半〜家を出るまでの10年〜15年程度ではないでしょうか?お子さんが家を出てからの期間の方が実はかなり長いです。

お子さんの年齢が離れていればこの限りではありませんが、離れていれば上のお子さんが家を出てから下のお子さんが1人部屋を持つということも考えられますね。

一般的に、広い家と狭い家の家賃は広い家の方が高くなります。たくさん部屋が必要な時期は広い家に住み、子どもが巣立った後は狭い家に住むのが合理的です。

住む場所が自由なので、子どもの進学も地域に縛られず自由に選んでいけることもメリットです。

また、人口減少が予想されているので、将来的な「家余り」が起こるのでは?と考えています。定年退職する頃に、夫と2人で暮らすのにちょうど良い大きさの家を購入する可能性はあるかも知れません。

スマホなどの通信費

スマホを三大キャリアから格安SIMに変えることはかなりの支出削減となります。

使用感も変わらず、満足度の高い支出削減ができるはずです。

この時、よく「全部込みの月額料金」で考えることが多いかも知れませんが、機種台と通信費は別物と考えるのがポイントです。

三大キャリアはその計算が複雑で、割引を多くつけており、実質額がよくわからない、面倒だからもうこのままにしておこうという方もいると思います。

格安SIMは単純でシンプルな契約が多いのでとてもわかりやすいです。

私達夫婦はUQモバイルでiPhoneを使っており、2人で月に4,500円程です(機種代別)。

私は通信量3GBの5分無料通話付き、夫は3GBの無料通話無しで家族割が2人で500円適用されています。

端末もUQモバイルで一番安いiPhoneを買いました。機種代は1年程分割払いした後、途中で全額支払いました。auのように色々なポイントは付きませんが、シンプルに安く使えているので満足です。

これから格安SIMを検討される方は、UQモバイルも候補の一つとしておすすめです。

支払いが安くなり、使用感は変わりません。au回線を使うので電波も問題ありません。
ぜひ試してみてほしいと思います。

車関係費

日々、車を通勤に使うので、お金かかるなぁと実感している部分です。

でも、夫は電車通勤で夫婦で車は1台なので、随分と家計は助けられていると思います。

ガソリン代は交通費を支給されているので考えないとしても、

車関係費
  • 車体代
  • 駐車場代
  • 2年に1回の車検代
  • タイヤ・エンジンオイル交換代
  • 自動車保険
  • 自動車税

かなり、さまざまなお金がかかっています。

毎日通勤で必要なら仕方ないですが、レジャー用のみの使用ということであれば、レンタカーやカーシェアを利用するというのも一つの手です。

また、2台持っているところを1台にできれば、費用が半分で済むことでかなりの支出が削減できます。

新しい車を買う場合には中古車も視野に入れて検討するというのもありです。

通勤のために必要なのか?車が好きで流行りのカッコイイ車に乗りたいのか?自分の本当の気持ちを考えてみましょう。欲望に優先順位をつけて何を手に入れるか考えられるといいですよね。

まとめ

見直し効果の高い支出としてこのようなものがありました。

見直し効果の高い支出
  • 生命保険・医療保険料
  • 住宅費
  • スマホなどの通信費
  • 車関係費

保険や格安SIMの見直しはすぐにできます。週末にでも取り組んでほしいです。

住宅費や車関係は長い目で人生を考える中で見直していけば良いと思います。

今回の項目を見直せば、生活の満足度を下げずに支出を減らせます。

行動するかどうかはあなた次第です。貯蓄→投資の流れを作ってFIRE計画を立てましょう♪

ABOUT ME
しょこら
しょこら
管理栄養士
こんにちは!BLOGへようこそ! 10年間、地方の教育公務員として勤めています。保育園に通う2人の息子を育てながら、共働きフルタイムでの生活はなかなかしんどいと思いながらも道を探るべく奮闘を続けています。

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