共働き家庭が子どもの睡眠時間を確保するための役割分担
こんにちは!しょこらです。
Twitterで見かけたこの記事。近年、自律神経の働きが低下し、体温調節がうまくできない子どもが増えているとのことです。
子どもの睡眠時間の確保は健康な成長のためにかかせません。我が家でも子どもの睡眠を日常の中で無意識的に最優先していることに気が付きました。
しかし、両親ともに働く家庭が増えている中で、子どもの睡眠時間の確保の難しさを感じます。
そこで、今日は我が家が子どもの睡眠時間を確保するために実際に行っている両親の役割分担を紹介します。睡眠時間が大事なのはわかっているけど難しいと思われている方のヒントになればうれしいなと思います。
なぜ睡眠時間を大切にしているのか
子どもの成長にかかせない
これはもう言うまでもありませんが、睡眠は子どもの健康な成長にかかせません。小学校でも毎日を健康に過ごすために「運動」「食事」「休養及び睡眠」の調和のとれた生活を続けることが大切であると3年生で学びます。
子ども自身も学校で学んでいるんだね!
また、成長ホルモンは22時~2時の間に最も多く分泌されるということを聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
睡眠は体を休めるだけでなく子どもの成長において大きな役割を担っています。子どもの成長は、乳児期から思春期にかけて急激な伸びを示しますが、身長は成長ホルモンと呼ばれる物質がはたらくことによって伸びます。この成長ホルモンがもっとも多く分泌されるのが睡眠時になるため、質のよい睡眠をとることが子どもの成長には不可欠となります。低年齢の子どもの夜型化には大人の生活習慣が影響を与えています。大人の生活習慣から見直すことも大切です。
成長障害、低身長、成長曲線、成長ホルモン療法の情報サイト
https://ghw.pfizer.co.jp/smartp/grow/sleep.html
子どもの睡眠時間はなるべく夜だけで10時間確保したいと思っています。
子どもの機嫌が良い
リンク先のツイートにもあったように、睡眠不足はイライラ、じっとしていられない等子どもの情緒に影響を与えます。
睡眠の学習をした中で知ったのですが、ADHD(注意欠陥・多動性障害)を疑って病院受診をした子どもの中には、睡眠不足が原因でADHDのような症状が出ていた子どもがいたそうです。
一方、睡眠がしっかりとれていると心が落ち着き活動に集中することができます。遊びや運動に集中して活動量が増え、時間になると自然に眠くなるというリズムができます。
子どもの機嫌が良いと親は嬉しいですし、なによりも手がかからずに楽です。時間になったら寝るという習慣がついていると子どもから「寝よう」と言ってくるので本当に楽です。
一番の目的ではありませんが親が楽をするためにも、子どもをしっかり寝かせることを心掛けたいものです。
しょこら家の前提条件
私(母)は朝元気で夜は疲れて力が出ない朝型人間。夫(父)は逆の朝は寝起きが辛く夜は趣味も楽しみたい夜型人間です。子どもは早起きの2歳と寝起きの悪い4歳です。
全く逆の二人ですが、家事と育児を二人でするのは意外と相性がいいです。
現在の勤務時間は
母は9:00~17:00、父は7:30~16:15
お互いに出勤に片道40分かかるのが辛いところです。17:00~18:00の間にお迎えにいきます。
実際の役割分担とタイムスケジュール
これはちょうど昨日の流れです。
5:00 母起床、朝食・弁当・夕食準備
5:45 父起床、弁当の付属品・水筒準備、風呂掃除
5:30~6:30 子ども起床
起き次第 朝ごはん・トイレ・着替え・テレビ
6:40 父出勤
7:15 保育園送迎・母出勤・掃除機ロボット始動
17:40 母帰宅、風呂準備、夕飯準備
18:10 父子どもたち帰宅
18:20 夕飯
18:50 お風呂
19:20 母洗濯(洗濯乾燥機)、父風呂上りの世話
19:30 母2歳歯磨き、3歳テレビ、父食器洗い (食洗器) ・寝る水筒準備
19:40 母2歳寝かしつけ、父食器洗い(食洗器)・お茶づくり・ゴミ出し
20:00 母4歳読み聞かせ・ふれあい遊び・かるた等・歯磨き、父部屋片づけ
21:00 母4歳就寝、父趣味
お風呂上りから2歳児は眠くてギャーギャーな時はこんな流れ、
まだ眠たくないときは20:00に2歳と4歳と読み聞かせとふれあい遊びを一緒にやります。
そして21:00には一緒に寝ます。というか、私が先に眠くなります。
お昼寝をして体力を回復してるからか夜に元気・・・。夜が弱い私は不思議で仕方ありません。
おもちゃに集中して寝室に来ないときもありますが、そんな時は私は2歳児と先に寝てしまいます。
いつまでも永遠と一人で遊ぶことはないのでそのうちやってきて隣で寝ています。
子どもの睡眠時間を確保するためのポイント
子どもの睡眠時間の確保を優先する考えを夫婦で共有する
まず第一に、子どもの睡眠時間の確保を優先する考えを夫婦で共有することが大事です。
フルタイムで両親が働くと夜の時間は限られています。
大人が二人、家事育児にコミットしなければ子どもの睡眠時間の確保は難しいです。
しかし、この価値観を共有できて、家事育児を協力できれば10時間寝かせることはなんとか可能です。
夫が夜の家事をしてくれなければ、私は子どもを寝かしつけて起きだすということができないので、子どもにテレビを見せてその間に家事をすることになります。
おそらく、睡眠時間の確保が難しいと考えていらっしゃる家庭はそういうことではないでしょうか。
子どもの睡眠時間の確保は一人ではできません。夫婦の理解と協力が必要です。
子どものためにも小さなお子さんがいる家庭のパパを早く家に帰してあげる社会の実現を望みます。
親も一緒に寝る姿勢を見せること
次に親も一緒に寝る姿勢を見せることが大事です。
寝なさいと言いながら、ほかの部屋でテレビをつけていませんか?
家の中で楽しいことをしている人がいると子どももそちらに遊びに行きたくなるものです。
可能な範囲で家中の電気を消して静かな環境をつくり大人もみんな今から寝るというメッセージを伝えましょう。
我が家では寝る時には「ねんねの音楽」を流しています。
オルゴール音やピアノの音で心をリラックスさせると共に、「この音がなると寝るんだ」という条件反射を身につけて入眠しやすくしたいと思いました。
これは、保育園でもねんねの音楽があるということを聞き、取り入れましたが効果は抜群です。
まとめ
こどもに体と心とどちらも健康に育ってほしいと思うのは共通の親の願いです。
たくさん本を読んで新しいことを探しても、結局のところ「適度な運動」「十分な休養及び睡眠」「栄養バランスのとれた食事」にいきつくなぁと思う今日この頃です。
秋の夜長、子どもとゆったりと過ごししっかりと睡眠をとってみましょう。
それでは!