公務員

【子持ち共働き公務員の働き方】時短勤務しないと無理?でも給料は減らしたくない…そんな人へ

しょこら

フルタイム勤務しんどい・・・。何か良い方法はないかな?

こんにちは!しょこらです。

私は4歳と2歳のこどもを保育園に通わせながら夫とフルタイムで働く教育公務員です。

子どもが1歳半を過ぎたため、利用できる制度が変わりました。
今まで利用していた制度は「育児時間」。これは1日の内、90分の休業を取得できる制度でした。

詳しくは↓こちらをご覧ください。

育休から復帰し、仕事・保育園にも慣れてきました。

地方公務員の私の場合、1歳半を過ぎたことで利用できる制度が「育児短時間勤務」「早出遅出勤務」「部分休業」となりました。

育児短時間勤務・早出遅出勤務・部分休業の概要

三つの制度の概要は以下の通りです。

育児短時間勤務 ※男性もとれます。
○対象:小学校就学の始期に達するまでの子を養育する職員
○期間:1月以上1年以下の期間
○勤務形態:①週20時間勤務(4時間×5日)週休2日
②週23時間15分勤務(7時間45分×3日) 週休4日
③週19時間30分勤務(7時間45分×2日+4時間×1日)週休4日
*給与は勤務時間数に応じて支給

早出遅出勤務 ※男性もとれます。
○育児・介護を行う職員は、始業・終業時刻を30分を単位として最大1時間の範囲で繰上げ・
繰下げ可能。勤務時間は変更なし。1日7時間45分、週28時間45分。
○早出遅出勤務をする曜日の指定可
○取得要件
①育児 ・小学校就学始期に達するまでの同居の子の養育
・小学校に就学している同居の子の留守家庭子ども会等への出迎え
②介護 ・介護休暇と同じ要件

部分休業 ※男性もとれます。
○対象:小学校就学の始期に達するまでの子を養育する職員
○勤務しないことができる期間:2時間以内/日(30分単位)
○給与:勤務しない時間は給与減額

育児短時間勤務

中でも、育児短時間勤務は聞きなじみのある言葉ですね。小さい子どもをもつ父親・母親の働き方を考えたとき、一番に思い浮かぶのはこれだと思います。


8時間の週5勤務だと40時間になるので、上記の勤務形態を見ると週の勤務時間は約半分になります。給与は勤務時間に応じての支給ですので給与支給額も約半分になります。

メリットは終業時間が短くなり、家事育児の時間がしっかり確保できる。
デメリットは給与支給額が減ることね。

早出遅出勤務

早出遅出勤務は始業・就業時刻を30分単位で最大1時間の範囲で繰上げ・繰下げ可能とのことなので、勤務先と家と保育園が近い場合は便利な制度だなと思います。

勤務先が近いわけではありませんが、夫は保育園のお迎えを担当するために、こちらの制度を使っています。終業が16:30になり、18時までのお迎えに間に合います。

実際に小学校教諭で担任を持っている先生も使っている制度です。

30分出勤を遅らせているため、朝の会は他の先生が毎日しています。

メリットは給与が減らないこと!勤務時間が変わらないので男性でも取得しやすいね。

デメリットは外部とのミーティングなどが夕方に入った場合、残業になってしまうことかな。

部分休業

部分休業は育児時間(1日に90分有給を取れる制度)と似ています。15分単位で休業時間を選べるので利用しやすい制度です。育児時間と違う点は休んだ時間分「無給」になるということです。

取得したら勤務日数×30分の給与が毎月減るものと思っていましたが、休業を取得しなかった日は給与は減らされないということでした。

メリットは柔軟性があって使いやすいこと。

デメリットは給与支給額が減ることね。



取得実例

どの制度を選ぶ?

取得に当たって、どの制度を選ぶかは「何に困っているのか」「解決したい問題は何か」を考えました。

しょこらの場合は、
・保育園に送って出勤すると始業時間に間に合わない
・夫がお迎えにいけない場合は18時までにお迎えに行かなければならない
の2点を解決できる方法は「始業30分の部分休業取得」でした。

勤務先が遠いため、30分勤務時間を遅くすると18時のお迎えに間に合いません。

育児時間との比較

育児時間を取得していた時は朝30分、夕方60分の休業を取得していたので、今は夕方の60分、勤務時間が長くなりました。

しかし、育児時間を取得していた時も60分全て休めていたわけでもなく、10分早く帰ったり、20分早く帰ったりすることが多かったです。

そのため、10分でも20分でも早く帰れそうなときは60分有給を取得して帰るようにしています。

給与支給額はどれくらい変わったか

30分は勤務時間の93.4%に当たるため、給与支給額も手取りの93.4%になる予定で約2万円弱減るかなと予想していました。
しかし、実際に減った給与は今のところ1万円弱ぐらいです。勤務時間に間に合う日もあったり、有給休暇や子育て支援休暇の取得日はフル勤務として計算されるため、思ったよりも給与支給は減りませんでした。

追記:夏休みの期間など、朝早く出勤する必要がありません。なので、朝1時間有給を取れば勤務扱いになるため給料の減額はありません。また、夏季休暇期間もあるため、9月の給料は満額に近くなりそうです。

ボーナス支給額は?

部分休業30分の取得では、夏と冬のボーナスは減額になっていませんでした。
これはとてもうれしいことでした。

しかし、部分休業のせいとは言いませんが、上長からの評価は良くなく…。その部分はボーナスの計算(評価率)に響いているかもしれません。残業をしている人が多い中、最低限の仕事をこなし、時間きっかりに帰る姿勢は評価できたものではないということでしょうか。時間内に素晴らしい業績を出せば低い評価はつかないのではないでしょうか。

まとめ

育児短時間勤務を検討している方で、少し勤務時間が短くなればいいだけなのに・・・。と思われている方には「部分休業」と「有給」を組み合わせる方法はおすすめです。

ただし、仕事が減るわけではないので、仕事術や仕事に対する考え方等を学びながら、自分がすべき仕事を効率的に進め、しなくていいことは削減、力を入れるべきことに注力できるように学びながらの毎日です。

共働きの勤務時間の悩みは尽きないですよね。少しでも参考になれば幸いです。

それでは!



ABOUT ME
しょこら
しょこら
管理栄養士
こんにちは!BLOGへようこそ! 10年間、地方の教育公務員として勤めています。保育園に通う2人の息子を育てながら、共働きフルタイムでの生活はなかなかしんどいと思いながらも道を探るべく奮闘を続けています。

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