オススメの期間は?育児休業を取得した男性公務員の実例紹介2020
こんにちは!しょこらです。
今日は男性公務員の育児休業について我が家の実例を紹介します。
本日の目次はこちら。
しょこら家について
まずは我が家の紹介です。
私たちは地方在住の公務員共働きの世帯です。子どもは4歳と2歳の兄弟で、現在は二人とも保育園に通っています。車のローン無し、賃貸住まいです。奨学金は二人分返済しています。
両親ともにフルタイムの共働きで工夫をしながら生活をしています。
詳しくはこちらの記事もご覧ください♪
育児休業取得の制度と育児休業手当金について
時代の追い風もあり、職場からの育児休業取得の促進もあり、第二子を妊娠中に夫の方から育児休業取得の前向きな発言がありました。
最初は冗談だろうと思っていましたが、次第に本格的に取得に向けて動き出しました。
制度としては、公務員は育児休業を3年間取得することが可能です。
女性のための制度と思われがちですが、性別に関係なく「3年間」育児のために休業することが可能なのです。
また、育児休業取得に際して夫または妻の育児休業取得や就業の有無は問われませんので、奥さんが専業主婦でも3年間取得が可能ですし、夫婦共に3年間取得するということも可能です。
制度としてとても恵まれています・・・。夢の不労生活。
とは言っても、3年間の取得には壁があります。
お金です。子どもの1歳の誕生日の前日までは育児休業給付金が共済組合(健康保険)から出ますので社会保険料免除も踏まえると月の手取りとして給料の6~8割程度は支給されます。(非課税)
しかし、子どもが1歳になった後は育児休業手当金の支給がなくなりますので収入がなくなります。0です。
収入0であとの2年間を暮らすのはなかなか勇気がいりますね・・・。
公務員は副業に制限がありますので、育児休業期間中に仕事を請け負って副収入を得ることはできません。
ですから、夫婦のどちらか一方が3年間の育児休業取得の例は身近にもありますが、夫婦で3年間というのはまだ聞いたことがありません。
実例紹介
我が家では夫の育児休業の取得期間は「6ヵ月」でした。
ではなぜ、期間を6ヵ月にしたのか?
1つ目は育休の間「代替職員を配置してもらいたい」と考えたからです。
制度として育児休業の取得が促されているとは言っても、実際には職員が抜けると穴埋めに他の方へ負担がかかると思います。
そのため、その負担を減らすために確実に代替職員を置いてもらえる期間を選びました。
しかし、結果的には代替職員を置くというよりは部署異動でなんとか現場が困らないように配慮してもらいました。
自分の代わりがいないから・・・と考えなくても、上司や管理職や人事が何とかしてくれるものだと改めて思いました。
仕事場では代わりはいますが、お父さんの代わりはどこにもいないのです。
取得期間を6ヵ月にした2つ目の理由は「ボーナスがなくなるのは避けたいから」です。
月々の手当金はある程度確保されますが、半年以上休むと賞与の査定期間に働いていないことになるのでボーナスが支給されないと考えたので半年という結論に至りました。
男性の育児休業取得の妻としての感想
では実際に6ヵ月の育児休業を取得してどうだったのか妻としての感想を述べます。
結論:育児休業最高!
そして、6ヵ月の休業の終わりが近づく中、「お願い!あと半年休んで!もう一人での子育ては無理!」と叫んでいました。
夫が育児休業を伸ばすことはありませんでしたが、私は1人で2人の子育てはできないと思い、育児休業を2年取得予定でしたが職場にお願いして短縮してもらいました・・・。
夫婦で育児休業取得の6カ月間、家族4人での生活は本当に充実したものでした。
お互い順番に休息を取れますし、人の少ない平日に出かけられます。
実家に長期滞在という選択もできますので親族の絆も深まります。しかし、残念ながら今回はコロナ禍でその願いはかないませんでした。
子どもに合わせた生活になるので早寝・早起き、早く夕食を食べられる、散歩に行く等の良い生活習慣により、夫は6キロの減量にも成功しました。
お互いに趣味の時間も取れたのでとても満足感の大きいものになりました。
「育休取ろうかな~」と言われて「どっちでもいいよ~」とか言っていた自分が信じられないほど二歳差育児は大変でした。
「育休取ってもらってよかった!ありがとう」と思っています。
デメリット
デメリットは私は感じませんでした。
ただし、もし育児休業をただの仕事の休みと勘違いしてただただゴロゴロ過ごす夫だった場合は・・・どうでしょうね。
育児休業とは何か、役割分担はどうするか、取得する前にしっかり話し合いお互いが納得した上で取得した方がいいかもしれませんね。
お金の面でも特に困ることはありませんでした。
私は第一子の育児休業に続けて、産休・育休を取得したので産休中の4カ月は給料がありましたし、その期間のおかげでボーナスもわずかながら支給されました。産休後は育児休業に切り替わり、育児休業手当金が支給され始めました。
男性の育児休業はお金が心配・・・と思われるかもしれませんが、家計がコンパクトであればあまり心配はいらないと思います。
まとめ
実例紹介いかがだったでしょうか?
お金の心配はあるかもしれませんが、生活の充実や家族の絆を深める男性の育児休業の取得を全力で応援しています。
今、このようにブログをやっているのも夫の育児休業取得の際に自分の時間が持てたことで、お金についての勉強や自己投資の大切さ・発信をしていくことの大切さを学ぶことができたおかげです。
積立NISAを始めたのも思い返せば出産後のこのタイミングでした。制度を調べることって意外と時間がかかり、忙しさにかまけて後回しになっちゃいがちですよね。
老後に備えて働くことも大事ですが、かけがえのない今の時間を大切にすることも大切にしていきたいなと思うしょこらでした。
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それでは。