共働き

奨学金は借金。繰上げ返済すべき?

しょこら

こんにちは。

この記事は奨学金を繰上げ返済すべきかどうか悩んでいる人に向けて書いています。

色々な考えがあるとおもいますので、一つの考えとして読んでいただければと思います。

結論から言うと、私は奨学金は繰上げ返済しなくて良いと考えています。

なぜそう思うのか?理由を書いていきます。

多額の奨学金・・・

私も夫も奨学金を借りて大学に進学したため、就職してからというもの毎月奨学金を返済しています。

借りていた奨学金は合計4つです。

  • 無利子を2種類(私)
  • 無利子を1種類(夫)
  • 有利子を1種類(夫)

たくさん借りており、総額では979万円・・・。
学生時代から付き合っていたため、二人で約1000万円もの借金を背負って社会に飛び出したのです。

奨学金は借金。悪いこと?

でも、この奨学金があったおかげで、アラサー夫婦で年収1000万を超えることができました。

借金には 良い借金 と 悪い借金 があります。

リターンのないものを購入するためにするものは悪い借金です。

逆に、教育や事業等、収入を増やすためにする借金は良い借金です。

達成できた年収を考えると、奨学金は良い借金だったなと思います。

奨学金を借りて感じるメリット

また、奨学金を借りていたことで感じているメリットがあります。

お金の使い方についてよく考える

働き始めてすぐ、少ない給料から奨学金を返すのは辛いと考えていました。

しかし、手元に残るお金が少なかったことで、お金の使い方をしっかり吟味することができました。

生活レベルを上げられなかったので、固定費を上げないように支出の最適化を常に考えて生活してきました。

アラサー夫婦で純資産1200万円を達成

そして、現在の資産は

資産総額(1600万)ー奨学金の貸与残高(360万)=純資産(1240万)

その内、投資信託で運用しているのは1300万円です。

株価に1%の変動があれば、13万円変動します。日々の変動はなかなか大きいです。

奨学金を借りていなければ、自由になるお金も多かったと思うので、かなり浪費していたでしょう。

奨学金の繰上げ返済

実は、「有利子の奨学金」は5年前に子どもが産まれたタイミングで一括返済しました。

育児休業取得で収入が減るため、毎月の収入を何か減らしたいと思ったとき、有利子の奨学金が気になりました。

利率が確か1%前後、機関保証を使っていたため、保証料が返済期間中かかり続けます。

毎月の返済を続けていると、返済終了時には利子と保証料だけで数十万円かかる試算になりました。

その数十万円が嫌で170万円程を一括返済しました。

そのころは投資というものを知らなかったため、借金=悪と考えており、車の購入も一括でしていました。

今なら繰上げ返済はしない

この数年間でお金の知識について勉強しました。

そして、投資信託を始めて資産を増やすことができました。

今の知識があれば、借金にかかる利率と投資で得られる運用利益を比較してプラスになるようなら借金は残しておきます。

特に、奨学金や家のローンは1%前後で金利が安いため、安くお金を借りることができます。

逆に、投資に目覚めても投資信託を買うために借金はできません。

手元に現金を残して、返済を先送りにすることで、手元の現金を投資に回すことができます。

全世界株や米国株で15年以上の長期投資をすれば、年利数%の利益が手に入ります。

今なら、有利子でも奨学金の一括返済はせずに170万円を投資に回していたなと思います。

もしも投資していたら

170万円を5年間運用、年利4%と仮定すると複利で2068310円(約206万)になっていました。

実際にはマイナスになる年もあるかもしれませんが、36万円増えていたかもしれません。

特に、つみたてNISAは毎年の非課税投資枠から得た利益・分配金にかかる税金はゼロ

通常は利益に対して約20%の税金を取られてしまうので、やらないと損とも言える制度です。

36万円のうち7万2千円は税金として取られてしまうのです・・・。

せっかく増やしたお金を税金として持っていかれるのは嫌です。

また、実際には長期の運用を前提にしている制度なので、10年、20年で運用益はもっと増えていきます。

来年から始まる新NISA制度では年のつみたて上限が360万円に増えます。

繰上げ返済する予定のそのまとまったお金、新NISAで運用してみませんか?

月々の奨学金の返済は減らないので家計としては大変い感じます。

でも運用しているお金が勝手に増えてくれます。

夫と妻と投資信託さん。稼ぎ頭が3人になります。

我が家の投資信託1300万は年利4%としたら年に52万円稼いできます。1回のボーナス分くらい稼げるかわいい人。

積立をやめて、収入を全て使って生活をしたとしても、来年は1352万円が54万円稼いできて1406万円になります。

実際にはつみたてを続けるので加速度的に資産が増えていく楽しみがあります。

まとめ

私は奨学金を一部繰上げ返済しましたが、これから繰上げ返済を考えている人にはまとまったお金があるならつみたてNISAを始めることをオススメします。

私も全額繰上げ返済しなかったことで、子どもが小さいうちに資産が1200万円を超えて本当に良かったです。

現在も奨学金を約4万円/月、48万/年返済を続けています。

このままいけば、教育費も問題ないと思いますが、お金の教育のために子どもにも奨学金を借りて欲しいと思うようになりました。

人生を楽しみながら、奨学金はこれからもコツコツ返していきます。

それでは!

ABOUT ME
しょこら
しょこら
管理栄養士
こんにちは!BLOGへようこそ! 10年間、地方の教育公務員として勤めています。保育園に通う2人の息子を育てながら、共働きフルタイムでの生活はなかなかしんどいと思いながらも道を探るべく奮闘を続けています。

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